着物なんでも相談第三回は、帯についてです。
<ご相談>
「八寸帯」と「九寸帯」は、何が違うのですか?
1. 八寸帯と九寸帯のちがい
二重太鼓でなく、一重でお太鼓を作る帯には、八寸帯と九寸帯があります。
八寸と九寸というのは、帯の巾のことです。
八寸帯は、帯巾が出来上がりの八寸(約30センチ)に織りられており、芯を入れずに、垂と手先の一部をかがるだけで仕立てます。
手軽さが人気となり、昭和期に流行しました。軽くて結びやすいので、着物好きの方には根強い人気があります。
先日ご紹介した博多献上は、八寸帯の代表的なものの一つです。
九寸帯は、仕立てる前の帯巾が九寸で、芯を入れて仕立てます。このときに、両端を五分ずつ折って仕立てるので、出来上がりは、八寸になります。
以上、簡単ですが、八寸帯と九寸帯のちがいです。
さらにご質問等ございましたら、お寄せ下さいませ。
第三回着物なんでも相談でした。
<ご相談>
「八寸帯」と「九寸帯」は、何が違うのですか?
1. 八寸帯と九寸帯のちがい
二重太鼓でなく、一重でお太鼓を作る帯には、八寸帯と九寸帯があります。
八寸と九寸というのは、帯の巾のことです。
八寸帯は、帯巾が出来上がりの八寸(約30センチ)に織りられており、芯を入れずに、垂と手先の一部をかがるだけで仕立てます。
手軽さが人気となり、昭和期に流行しました。軽くて結びやすいので、着物好きの方には根強い人気があります。
先日ご紹介した博多献上は、八寸帯の代表的なものの一つです。
九寸帯は、仕立てる前の帯巾が九寸で、芯を入れて仕立てます。このときに、両端を五分ずつ折って仕立てるので、出来上がりは、八寸になります。
以上、簡単ですが、八寸帯と九寸帯のちがいです。
さらにご質問等ございましたら、お寄せ下さいませ。
第三回着物なんでも相談でした。
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着物なんでも相談第二回は、「汗抜き」についてです。
<ご相談>
「"汗抜き"ってどういうものなのでしょうか?着物のお手入れとして、"汗抜き"をした方が良いですか?」
1.汗抜きとは
汗抜きは、丸洗いをした後に行います。酵素の入った水のスプレーをかけ、汗を浮き上がらせ、それをバキュームでとるという工程で行います。これで、汗が抜け、においを消すことも出来ます。
2.汗抜きは必要?
汗は、着たあとは目に見えませんが、そのままタンスにしまうと、衿まわり、脇などが黄ばんでしまうことがあります。
これが汗ジミです。シミには、いろいろなものがありますが、中でも「汗ジミ」は意外に多いので、夏でも冬でも、ワンシーズン終わったら、汗抜きをされたほうが安心です。
3.丸洗いと汗抜き
丸洗いは、通常の着汚れを落とすのには有効ですが、丸洗いの溶剤では、汗は落ちません。汗抜きは、「しみ抜き」の一種、あるいは、シミを作らないための予防と考えて頂くと良いと思います。
ちなみに汗抜きは、着物の状態に合わせて一点一点行います。
お手入れの技術は進化していますが、職人さんの手でしかできないことも、まだまだあるんですね。
以上、第二回着物なんでも相談でした。
着物に関するご相談がございましたら、ぜひお寄せ下さい。お待ちしております!
<ご相談>
「"汗抜き"ってどういうものなのでしょうか?着物のお手入れとして、"汗抜き"をした方が良いですか?」
1.汗抜きとは
汗抜きは、丸洗いをした後に行います。酵素の入った水のスプレーをかけ、汗を浮き上がらせ、それをバキュームでとるという工程で行います。これで、汗が抜け、においを消すことも出来ます。
2.汗抜きは必要?
汗は、着たあとは目に見えませんが、そのままタンスにしまうと、衿まわり、脇などが黄ばんでしまうことがあります。
これが汗ジミです。シミには、いろいろなものがありますが、中でも「汗ジミ」は意外に多いので、夏でも冬でも、ワンシーズン終わったら、汗抜きをされたほうが安心です。
3.丸洗いと汗抜き
丸洗いは、通常の着汚れを落とすのには有効ですが、丸洗いの溶剤では、汗は落ちません。汗抜きは、「しみ抜き」の一種、あるいは、シミを作らないための予防と考えて頂くと良いと思います。
ちなみに汗抜きは、着物の状態に合わせて一点一点行います。
お手入れの技術は進化していますが、職人さんの手でしかできないことも、まだまだあるんですね。
以上、第二回着物なんでも相談でした。
着物に関するご相談がございましたら、ぜひお寄せ下さい。お待ちしております!
こんにちは!スタッフその2です(^-^)
今日は、博多献上(八寸帯)をご紹介します。
献上といえば、この独特の模様が真っ先に思い浮かびます。
この柄は、煩悩を打ち砕くとされる「独鈷(どっこ)」という仏具と、仏を供養する際に用いられる「華皿(はなざら)」という器が図案化されて織られているそうです。
江戸時代に、将軍家に献上品として納められた事から「献上」と呼ばれるようになったと言われています。
「一度締めたらゆるまない」といわれるほど、締めやすくゆるみにくいのが特徴です。
小紋や紬など、どんな柄にも合わせやすく、一本持っていると、コーディネートに困ったときにとても重宝します。
献上は、単用の帯だとお考えの方もいらっしゃいますが、
単はもちろん、袷のお着物にも締めていただくことができます。
ちなみに、献上でも、このように透けたものは「紗献上」と呼ばれ、
お使いいただけるのは、7月8月の夏の季節のみとなります。
今日は、博多献上(八寸帯)をご紹介します。
献上といえば、この独特の模様が真っ先に思い浮かびます。
この柄は、煩悩を打ち砕くとされる「独鈷(どっこ)」という仏具と、仏を供養する際に用いられる「華皿(はなざら)」という器が図案化されて織られているそうです。
江戸時代に、将軍家に献上品として納められた事から「献上」と呼ばれるようになったと言われています。
「一度締めたらゆるまない」といわれるほど、締めやすくゆるみにくいのが特徴です。
小紋や紬など、どんな柄にも合わせやすく、一本持っていると、コーディネートに困ったときにとても重宝します。
献上は、単用の帯だとお考えの方もいらっしゃいますが、
単はもちろん、袷のお着物にも締めていただくことができます。
ちなみに、献上でも、このように透けたものは「紗献上」と呼ばれ、
お使いいただけるのは、7月8月の夏の季節のみとなります。
こんにちは!スタッフその2です(^-^)
今日は、「レインダスター」をご紹介します。
レインダスターは、冬以外の季節のお着物のお出かけに、いつでもお召しいただけます。
生地は紗で透けているので、着物の美しさを見せつつ、
車の乗り降りなどの時に、最も汚れやすい裾廻し、帯の背などをきれいに保ちます。
もちろん絹100%です。
撥水加工済みですの、雨の日もご着用いただけます。
この反物をかけてみると、右の写真のようになります。(透けているのがお分かりいただけると思います。)
一枚で、雨コート・ちり除けコートの両方の機能を持ち合わせています。
着た感じは、身に付けていないような軽さで、小さくたためるので、持ち運びにも便利です。
これからの季節にぜひ一枚いかがでしょうか。
では、また、次回の'イチオシ'でお目にかかれますように☆(^-^)
今日は、「レインダスター」をご紹介します。
レインダスターは、冬以外の季節のお着物のお出かけに、いつでもお召しいただけます。
生地は紗で透けているので、着物の美しさを見せつつ、
車の乗り降りなどの時に、最も汚れやすい裾廻し、帯の背などをきれいに保ちます。
もちろん絹100%です。
撥水加工済みですの、雨の日もご着用いただけます。
この反物をかけてみると、右の写真のようになります。(透けているのがお分かりいただけると思います。)
一枚で、雨コート・ちり除けコートの両方の機能を持ち合わせています。
着た感じは、身に付けていないような軽さで、小さくたためるので、持ち運びにも便利です。
これからの季節にぜひ一枚いかがでしょうか。
では、また、次回の'イチオシ'でお目にかかれますように☆(^-^)